PERSONA 鬼海弘雄

PERSONA 鬼海弘雄著

 

凄い迫力のある肖像写真だ。なぜこんなに引き付けられるのか。

 

安倍公房の小説のなかに「見ることには愛がある、見られることには憎悪がある」と書いてあった。

 

見られることの憎悪が迫力になっているのかもしれない。

 

写真家は被写体の憎悪の感情を、どうやって受け止めているのか。

 

これだけ多くの癖のある人物を見事に撮っている。

 

写真家の力業なのか。

メオトパンドラ

メオトパンドラ 写真ーキッチンミノル 詩ー桑原滝弥

 

最初の写真は、マンションの廊下に黒い服を着た若い夫婦の写真。

 

夫婦写真の左ページに詩が書いてある。

 

「ある日 人生を捨てて 運命拾いました」

 

シブい。拾った運命はこれからどうなるのか。

 

ぱらぱらとページをめくるつもりが、

 

写真に魅了され、詩に衝撃をうけてノックアウトされた。

 

日常生活のある場面で、これは絵になるなとかいいますが、

 

この本は日常生活の夫婦を異化している。絵になっています。

 

 

 

 

 

日本のブックカバー

日本のブックカバー 監修書皮友好協会

 

ブックカバーというのは、日本独特のものらしい。

 

この本を見るといろんな書店が店独自のブックカバーをつくっていたのがわかる。

 

おもしろいデザインのブックカバーの画像が載っている。

 

欲しいと思うブックカバーがある。

 

ブックカバーをつくてみたいが、

 

ブックカバーが欲しい人が何パーセントいるか。悩ましい。

 

今アマゾンで新刊本を購入すると帯はついていない。

 

効率化の時代には、帯とブックカバーは求められていないようだが、

 

熱烈な愛好家もいる。書皮友好協会はその愛好家の集まりだそうです。

 

帯がなければ、本ではないという人もいる。

 

新刊を買ってもブックカバーが付いていないと、

 

新刊とは呼べないという人もいるだろう。

 

古本にブックカバーをつけている店はあるのだろうか。