伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅

伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅 東京文化財研究所著、編集 宮内庁三の丸尚蔵館編集

 

動植綵絵は若冲畢竟の大作として知られる。

 

中国畫の模写を繰り返しても。宗元の画人と肩を並べることはできない。

 

模写は対象と一層を隔てることになる。

 

対象を直接描くために庭に鶏を飼って、その姿を観察し、写生した。

 

細部まで丁寧に描いている。超絶技法です。

 

この図録は細部を拡大してあるので、若冲の緻密な筆使いが分かる。

 

黒と白との対比が細部まで輪郭が鮮やかです。

 

 

特別展 やきものを分析する−釉薬編 兵庫陶芸美術館

特別展 やきものを分析する−釉薬編 兵庫陶芸美術館

 

釉薬を使用することは、当初、器面が被膜に覆われることで、

 

液体などの漏れを防ぐとともに、

 

強度を高くするなどの実用的な目的で始まった。

 

釉薬を使用しない縄文土器は日常の生活で使っているうちに漏れの部分がふさがっていったようです。

 

実用的なものから装飾的なものに移っていった過程が展覧会をみるとよくわかります。

 

「林康夫−芸術への希求、陶で挑む」テーマ展も同時開催されていて、

 

縄文から現代の前衛陶芸までみることができます。

 

写真は陶芸美術館の庭園から撮りました。

 

 

ポートレイト 内なる静寂

ポートレイト 内なる静寂  アンリ・カルティエ・ブレッソン

 

アンリ・カルティエ・ブレッソンは自分に向けられるカメラを

 

嫌悪していたのは有名な話だ。

 

ポートレイトは撮影するものと、撮影されるものとの緊張感がある。

 

奪うものと、奪われるものといってもよい。

 

セルフポートレイトをみると、自己の影を撮っている。

 

内なる静寂の意味が分かる気がする。